通常、アクセス権は、Ragicデータベース内でシートに設定したものと埋め込みシートに対しても同じように適用されます。
例えば、「EVERYONE」ユーザーグループに対してそのシートに「閲覧のみ (VIEWER)」としてアクセス権を設定した場合、データベースにログインしていないゲストユーザーもウェブサイト上の埋め込みシートですべてのレコードを閲覧できるようになります。しかし、シートを公開に設定せずにゲストユーザーにデータ検索を許可したい場合(例えば、追跡番号を入力して荷物の配送状況をオンラインで検索できるようにするなど)、これは完全一致モードを埋め込み設定で使用することで実現できます。
完全一致モードの設定は、データベース検索およびデータベース閲覧&検索で利用可能です。この設定を使用することで、シートが公開に設定されていなくても、ユーザーは完全一致したクエリを入力することでデータを検索できるようになります。
この設定を有効にするには、データベース検索またはデータベース閲覧&検索の埋め込み設定内で左上の「完全一致モード」のチェックボックスを選択します。必要に応じてデフォルト検索フィールドを設定をクリックして検索フィールドを設定することができます。
注意: 完全一致モードが有効になっている場合、すべての検索フィールドに対して完全一致のクエリを入力しないと検索結果を取得することができません。
ユーザーは、すべての検索フィールドに完全一致するデータを入力することで、アクセス権がなくてもデータを検索できるようになります。
エントリーの行をクリックすると、そのエントリの詳細情報が表示されます。
リマインダー: 完全一致モードの設定は、データベース検索とデータベース閲覧&検索で同一のシートに共有されます。そのため、あるシートのデータベース検索の埋め込みツールで完全一致モードを設定すると、同じシートのデータベース表示&検索にも適用されます。完全一致モードを無効にした場合も、同様に両方の埋め込みツールに反映されます。