もしも…
あなたの顧客データベースには、たくさんの John Doeが存在するとしたら?
...あるいは、データベース内の各商品の情報が全く同じに見えるため、どの商品が購入されたのか判断できないのでしょうか?
シート内のエントリーを区別するのに問題がある場合、フォームのデザインに何か要素が欠けている可能性があります。つまり、 各エントリーのデータは、システムが正確に区別できるほど 「独特」 ではないのです。
独特値とは、各エントリーに含まれる文字や数字からなる番号、または 識別 用の文字列のことである。
配列はそれぞれ独特なので、独特値フィールドを持つことで、システムは各エントリーの僅かだが特徴的な部分を検出することができる。 この機能により、データをまとめて保持すると同時に、データ管理や分析において個体レベルでの識別を可能にします。 この識別方法は、データ管理システムで広く採用されている。
1. エントリーの外観識別として
キー値(顧客IDなど)を確認すれば、情報が重複していても、エントリーを特定することができます。
例:同姓同名の顧客には独特の顧客IDを付与する。
2. データインポートにおける識別属性
Ragicがファイルインポート時にお客様の情報をエントリに正しくマッピングするためには、製品の場合は "製品コード"、顧客の場合は "顧客番号 "など、エントリ識別としてのキーフィールドを用意する必要があります。
3. データリンクにおける識別特性
Ragicにはいくつかの データリンク機能機能があり、キーフィールドを使用することで、リンク時にデータを正しくマッピングすることができます。
リンク&読み込み の例では、顧客IDフィールドを販売シートとリンクさせることで、顧客名フィールドとリンクさせるよりも正確に顧客情報をターゲットシートに読み込めます。
(既に リンク&読み込みで非独特値フィールドを使用してデータをリンクしている場合、 この方法を使用すれば、何も削除したりテーブル形式を再編成することなく、独特値フィールドに切り替えることができます)
独特値を含むフィールドであれば何でもキーフィールドになり得ますが、最も一般的なのはID番号のフィールドです。
例えば、顧客情報の入力では、メールアドレスやID番号、
会社情報の入力では、会社コードやVAT番号、
販売注文の入力では、販売注文番号などをキーフィールドとすることができる。
さらに、ユーザーがエントリーを重複入力することを防止するために、キーフィールドに 「重複不可」 の属性を設定できます。
シートのデザインにユニークな値を持つフィールドが見つからない場合、 自動生成フィールドを作成することで簡単に追加することができます。 このタイプのフィールドは、シートに追加するエントリーごとに、連続した独特の番号を自動的に生成します。